現役の8月公演「四十七」。終了しました。正直、今回の公演はかなりリスキーな挑戦でした。全国的にもまだまだコロナ対応で自粛が続いている中、しかも7月から8月にかけてコロナ陽性者が増加する中、8月末の公演が本当に成立するのか?という問題が立ちはだかっていたからです。しかし、ここは広島県の中でも先陣を切って公演をしてやろう(笑)という、全く誰も得しない使命感(?)もあり、また舞台人としての気概をかけて、感染拡大防止対策を最大限講じて稽古に臨みました。こころホールもコロナ禍以降初の本格的なお芝居の上演となりました。現役生徒の稽古も慎重に行いました。通し稽古ごとのアルコール手指消毒、マスク着用による発声、検温を毎日行いました。保護者の方にもご協力いただいて、同居家族にも毎日の検温をお願いしました。誰かが公演までに37.5℃以上の発熱があった段階で有無を言わさず公演を中止するというリミッターを設定しました。もう、毎日ビクビクしてました(笑)。ホールスタッフの中村さん・福田さんは、ウチの演劇部に長くかかわってくださっているので、スムーズにかっこいい明かりができました。ムービングは現役の田村が劇団員の川口さんの指導で、難産ながら、いい感じのムービング照明プランを作ってくれました。3回公演にしたのは密集を避けるためでしたが、これもかなりリスキーでした。通常は公共ホールでの演劇部の公演は2ステージでやっているのですが、果たして3ステでお客様がどの程度いらしていただけるか?未知数でした。キャパ400の劇場なので、お客様が30人とか50人だったら本当にガラガラだなぁ・・・とかなり悲観的に考えていました。しかし22日の夜公演は130名、23日午前は110名、午後は100名のお客様にご来場いただくことが出来ました。現役たちも良く集客を頑張ったとは思いますが、コロナ禍の中でもこれだけのお客様にいらしていただくことが出来て、チョット感動です。まことにご来場ありがとうございました。そして受付やその他諸々の作業を手伝ってくれた演劇部OB、そして劇団の皆さんにも感謝です。受付対応も今回は検温や消毒などいつもとは勝手が違う手順があって苦労したと思います。ありがとうございました!夏公演と言えば台風の心配もありましたが、こちらも全く影響なく、運が良かったです。稽古から本番まで全てが順調であったわけではありませんが、山は1つ超えることが出来ました。現役新人も初舞台を踏んで、尾道中高演劇部がどんな団体か、分かったと思います(笑)。まだまだセリフは棒読みですが、次に期待しています!とにかく今は、公演が無事に終わってホッとしています。最後になりましたが、ここで全てのお客様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します!!
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