分冊台本

 もう諦めて、小出しに台本を渡すことにする。週間ジャンプみたいに、続きが気になるようにしてやる(笑)!とりあえず最初の1/3(さんぶんのいち)、約20ページを渡す。本読みを始める現役たち。とりあえずこれで時間稼ぎしよう。うん、そうしよう。こいつらが読んでる間に続きを書く。あと40ページ。いやこれを丸々書くわけじゃないから、そこまで大変ではないのだけれど、やっぱり10人も新キャラを投入するのは至難の業である。それぞれが意味ある役にするためには、ちゃんと考えて配置しないと。で、配置は出来た。あとは新キャラをどう動かすかだ。さらに、完全新作の部分はどうやって場転するか、あまり今の段階では考えずに書いてる。作家のボクと演出家のボクはもう「別人」なので、作家のボクは「これどうやって場転処理するんだろう?」なんて思いながら書くわけです。で、あとから演出家のボクがやっぱり「これどうするんだよ(どうやって場転するんだよ)!」とか言いながら、最後には妙案をひねり出すのです。毎回。だから、いい。取り合えず、書き上げないとね。写真は真新しい台本を見る、後(のち)の座長と副座長。



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