眼光紙背

 イロイロな産みの苦しみの末、台本は完成しました。初めてラストまで読んだ現役たちは、まるで伏線回収した映画を観たような反応で本読みをしてくれました。良い反応だ。お客様も同じように思ってくれたら、かなり物語を楽しむことができると思われます。とりあえず、台本は完成し、それと同時に配役もほぼ決定した。この段階で本番まであと18日・・・。いや本番早ァ!!兎に角、すぐに立ち稽古開始ィ!!で、台本の深い部分まで読み込むために、それぞれのグループに分かれてひたすら小返し。今回の「少年、降臨ス。」は、グループが4つほどありまして、後半になると、この4グループが徐々に収斂していく作りになっているのです。だから、芝居の前半は、ひたすら5人組4つが、ほとんど交わることなく、お芝居が進行していくのです。ということは、それぞれのグループは、別々の場所でひたすらセリフを覚えることが可能になるわけです。芝居の促成栽培。同時展開稽古です。舞台平面図も完成し、急いで芝居を作っていきます。舞台に置く特殊な山台(高さが4寸じゃない台のこと)も作らなければいけません。舞台の奥には謎のオブジェも置きたい。と。こっちはこのオブジェにイロイロなものを仮託したいと思っています。オブジェは演劇部の倉庫に探しに行こう。過去に上演した別の芝居で使った「そんな感じのオブジェ」が、きっとある。





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