大負博打

 本番当日を迎えました。午前中は授業で、午後から本番に向けて準備します。客席として使用するパイプイスを体育館から稽古場アトリエまで運び、桟敷席を含めて240席ほど客席を作ります。稽古場アトリエは、イスをある程度の間隔で配置すると、200席くらいが窮屈ではない感じで設置できる広さ。その後キャストは衣装に着替えたりメイクしたりと忙しいです。スタッフは最後まで明かりと音のチェック。あっという間に客入れ時間になります。実は、開場の1時間前からアトリエ前にお客様の列が出来始めました。受付係(演劇部公演はOBやボクの妻が手伝ってくれています)から、開場って何時だっけ?と聞かれる始末。ちょっとこっちの感覚がバグってしまうほど、お客様の動きが早いです。27年前、演劇部を立ち上げたころは、開場しても受付前に全くお客様がおられなかった(開演10分前くらいからチラホラご来場)ことを考えると、感慨深いものがあります(笑)。さて、ボクは会場係としてお客様に前から順番にご着席いただくようお声がけするのが仕事です。開場時間になると次々といらっしゃるお客様。開場15分で客席はほぼ満席に。ヤヴァい。でもあわてるな。一応予備のイスが40脚ほどある。これを通路などの空きスペースに配置します。場内はものすごい暑さ。開演5分前になってもお客様の波が切れません。開演時間になってもまだまだたくさんのお客様が。で、ついに入場制限をかけることにしました。さすがにアトリエに300人は入りそうにないので、玄関にて「これ以上はご入場いただくことができません」とお断りいたしました。30名近くのお客さまにお帰りいただくことになりました。演劇部史上初の出来事でした。さて、本番は280名のお客様をお迎えして、盛大に盛り上がりました。1年生の役者も、こんなにたくさんのお客様の前でお芝居することが出来て、いい経験になったと思います。3年生はさすがの芝居で、安定感を見せつけてくれました。明日もあります。ご期待ください!!


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