思案千考

 現役6月公演が終わると、期末試験を挟んで、8月2日(金)・3日(土)の8月公演になります。盆前にやってしまうのです。要するに稽古日数が少ないのです。だったら盆明けにやれよ!というツッコミは却下です。盆前に公演するのは、ボクが個人的に何も考えずにゆっくりお盆を休みたいからです。いやいやいや、台本を書くための時間を確保するためなのです(笑)。というわけで、6月公演後、大体すでに本番まで1か月を切った状態からノープランで8月公演スタートです。去年は、拙作「おおかみのこえ」を上演することは6月公演終了後すぐに決まってました、ボクの中で。久々の再演だからそろそろよかろうと(笑)。で、問題は今年なのです。約25名のキャスト(ベテランが6月公演で5名引退したので)で上演できる芝居。6月公演は劇団新感線の「髑髏城の七人」を上演させていただきました。2連続で新感線は正直キツイ。新感線様の演目は照明が派手で大変だから、ホールスタッフの方に迷惑がかかるし(通常、ホール公演の照明は、プロのスタッフの方にお願いすることになっているのです。高校演劇の大会の時だけ特別に調光卓を生徒が触らせてもうことが出来るのです。実は。)・・・。う~む、悩ましい。20人以上出演する芝居なんて中々ないし・・・。既成台本はセリフの改変に許可が必要です。かなりハードルが高いです。しかし拙作で20人以上キャストが出る芝居といえば「HISTORICA」か「おおかみのこえ」ぐらいで。「おおかみのこえ」は去年やったじゃん!と。「HISTORICA」もここ最近やり尽くしてる感があるし、あと照明がめんどくさいんですよアレは・・・。で、偶然にも、OGにして娘が演劇部に入っている(親子2代に渡って尾道高校演劇部というサラブレッド)イクタさんから「少年、降臨ス。」が観たいです、と。ほう。・・・そんな芝居あったね!ボクが大学4回生の時に書いた本なので、今年でちょうど初演から30年になります。演劇部でも劇団でも過去何回か上演しています。劇団では2001年、演劇部では2006年の上演が最後です。長男が生まれた年だから今から18年前!ひえ~。まずは台本データを探します。18年前のデータって・・・どこにあるのかな?あと、オリジナルは15名程度しか登場人物がいないので、あと10名くらいキャラクターを増やさなければなりません。これが大変。嗚呼、急がなければ。とりあえずこのフライヤーは、台本がない状態でお芝居の内容を簡単に説明した上で、ヤブタ画伯に描いてもらったものです(笑)。うん、なんとなくこんな芝居だったと思います!


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