身体酷使

 今回のHISTORICA、カンノとボクが一対一で戦う殺陣があるのですが、これが中々うまく決まらない。実は年末くらいから密かに作ってはいるのだけれど、中々しっくりいく形がつかめないのです。3年前の殺陣とは違うものにしたいというボクの欲求が、カンノが繰り出してくる殺陣に『NO』を突き付けてしまうのです。二人で作る殺陣なので、当然ボクにも責任があるのですが、二人の関係性から生み出される『ドラマ性のある殺陣』を目指しているボクと、唯々ダイナミックに刀を振りまわすカンノの間の意思疎通がうまく出来ていなかったのが、最大の問題でした。で、試行錯誤の結果、現段階で納得のいくストーリー性のある殺陣が出来ました。とりあえず。動画で撮ってもらったものを見てみると、まだまだ動きは雑だけど、ダイナミックでありながらも繊細なドラマチックな殺陣が出来ました。これで残りは橋本の最期のシーンとボクと石田君の殺陣がちゃんと出来上がれば、完成です。通し稽古のランタイムも2時間以内に収まる算段がつきました。もう、本番まで3週間。万全のコロナ対策を講じつつ、走り抜けたいと思います。現在、コロナ禍で、チケットの売れ行きが芳しくありません。逆に言うと、客席の密状態は全くないので、是非ご来場ください。劇団員に発熱症状が出た段階で、たとえ本番直前であっても中止にする覚悟で芝居やってます。今のところ、感染対策は成功しています。ぜひ初日の3月12日(金)にお越しください!多分、30人もお客様はいないと思います。舞台から6メートル以上離れてご観劇いただけます(笑)!LINEからのチケット注文もお待ちしています!!!




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