大会危機

 現役の地区大会と県大会が終了しました。地区大会は実質的に毎年仕切っているのでそこまでの負担は無いのですが、さすがに県大会はかなりの罰ゲームでした(笑)。大体準備に1年間かけるわけです。特に各種の主催申請や賞状申請、撮影業者・パンフレット作成業者の見積り、理事会資料の作成、パンフレットの広告取り、賞杯の発注、審査員の先生方への連絡、尾道市や宿泊斡旋業者やホール業者の方との各種打ち合わせ、上演順・リハ順・大会当日のタイムテーブルの作成、舞台監督者会議の資料作り、県大会出場校用資料作り、県内各地区事務局への各種連絡メール、舞台監督者会議の仕切り、パンフレットの校正、リハーサル室やホワイエの準備、受付の準備などなど、やること目白押し。特に地区大会終了後の怒濤感がヤバいのです。自分の学校の準備なんて一番最後になるのです。だから、県大会リハーサル開始の11月10日(木)は、小屋入りして大会本部を作りながら、ようやくここまで来た・・・という安堵感に包まれました。しかし、徐々に広がるコロナ第8波。クソ野郎!と思いながら何とか大会初日を迎えるわけです。ここらへんの苦労はホント、学生には絶対分からないわけです。まぁ、分からないようにしてるし(笑)。だから大会初日の12日に大会参加生徒、しかも上演を終えたキャストにコロナ陽性者が出た時、戦慄とともに、虚無感にさいなまれました。いろんなことが頭をよぎりました。今大会はボクの強い想いもあって、無観客での開催になりそうだったトコロを、ある意味部分的有観客による大会にしたのです。当然、イロイロと根回しをした上で。それが、大人(笑)。しかし有観客にしたことが結果的に、尾道市に迷惑をかけることになりかねないし、いやそもそも明日の大会を続けて良いのか?と12日の夜はかなり悩みました。主催の尾道市には真夜中でしたが、連絡を取らせていただきました。「大会本部に一任する」と言って頂いたことで、ある程度、覚悟が出来ました。翌13日早朝、緊急の県理事会を開催。県事務局会長にもご同席頂いた上で「中止か、無観客か、このまま継続か」という話になりました。ボクはもう腹をくくって、「大会事務局としては感染の広がりはまだ不明であるし、感染経路は不明であることから、大会を続行したい」旨を皆さんにお伝えしました。これまで以上に万全の感染対策を取りつつ、大会を継続するーということになりました。ただし陽性者が出た学校については、顧問も含めて自宅待機してもらうことにしました。とにかく、今だから書けますが、相当スレスレの状態で大会を終えることが出来たのです。そこらへんのドキドキ感は、ボクのTwitterをご覧ください。時系列でボクの気持ちの浮き沈みが分かると思います(笑)。大会後1週間の感染爆発も確認されず、無事乗り切ることが出来ました。さ~て、次は劇団の台本の選定です。10名を超える出演者になる台本って実は中々ないんですよね。これから早急に、いやすぐに探せ!!というわけですが、やっぱり「ホンが面白くないと」絶対に面白い芝居にはならないので、ここは時間をかけて慎重に選びたいと思います。と、ちょっと生活に余裕が出てきた今です。




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