仕上段階

現役の第53回定期公演(夏公演)『俺たちは志士じゃない』が、8月11日(土)尾道市民センターむかいしまこころでの上演をひかえ、仕上げ段階に入っています。劇団公演のヒストリカ終了後、お芝居に対する向き合い方を演劇部草創期のスパルタ方式に転換してからは2回目の、そして、ベテランが抜けてから新体制になっての、最初の公演になります。正直、あまりやる気のない現役をたくさん相手にしてお芝居を作る状況が、数年続きましたので、現役に関わってお芝居を作ることが本当に嫌になっていたのですが、草創期の『スパルタ』方式はやはり性に合っています。稽古に真面目に取り組んでいない者がいたら怒鳴り散らす。これ、必要。絶対。もう少し上下関係がはっきりすればなお良いのですが、少しづつ規律と自覚が生まれつつあります。大会に向けて弾みをつけたいものです。思えば草創期は毎公演ごとに誰かが泣いていました。『泣いて解決するくらいなら泣け。でも実際は泣いても何も解決しない』のです。自分の感情の処理は出来るかもしれませんが、芝居は上手くならないのです。できなければ何度でもやり直す。これしかない、のです。今日、キリンが吠えました。いや動物園にいるアレじゃなくて、れっきとした人間の、です。これで、少しだけ現場がピリっとしました。ボクも吠えるけど、現役同士で本当に真剣にお芝居に向き合うと、うまく説明できませんが、何かが伝わるのだと思います。明日は衣装を着て本番さながらの通し稽古をやります。新座長・サカモトの『ドラゴンボールZ』なみの大見得に期待したいと思います(ハードル上げ)。汗だくになるでしょう。ファブリーズが大量に必要です(笑)。写真はちょっとかっこいいスナダとぼやぼやしているナカムラ、困った顔のカメヤマです。どこの場面を切り取ってもお芝居をしてないとダメです。

そうそう、劇団員のかがあかりが、劇団の次回公演の演目について提案してくれたのですが、めんどくさいから返信してません(笑)。なるべくなら新感線のお芝居は、やりたくないです。今びっくりしたのだけれど、『しんかんせん』って変換したらちゃんと新感線って出る。昔のPCじゃ絶対無理だったのに。いやそれ、何年前の話だ?

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