弾丸会話

 ものすごいスピードでセリフを読み上げます。稽古時間を有効に活用して、小返しを1回でも多く行うためです。繰り返し稽古しないと体にセリフがしみこまないので、とにかくここはしつこいくらいに何度も繰り返します。で、今日の稽古で一番驚いたのが、センタ君が長時間胡坐を組むことが出来ないので、立って芝居をしていることが判明したことです(笑)。今回は時代劇なので、結構正座したり胡坐を組んだりするシーンがあるのですが、センタ君は、ずっと立って台本を読んでいるのです。「このシーン、部屋の中のハズなんだけどなぁ・・・」と思いながら、ボクも芝居をしていました。彼に「座ってよ」と言うと、「ズボンを5枚履いているので胡坐ができません」と。いや、脱げよ。確かに彼は原付で稽古に来ているので、稽古場まで来る時に厚着をするのは理解できるのですが、稽古場に来たら脱げよと(笑)。でも、稽古場もこの時期かなり寒いので、脱がないのも分からなくはないのですが(笑)。とにかく、胡坐が組めない人類を発見した今日でした。さて、いよいよ来週からはバチバチに殺陣を作っていきます。殺陣師として、基本ラインを作って、あとは本人たちに肉付けをしてもらおうと思います。今世紀最大にかっこいい殺陣に仕上げたいと思います。寒い時期なんで、体を動かすのはちょうどいい感じ。ボヤボヤしてる役者にはカツを入れたいと思います!!


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