千田レポート

 本番までおおよそ2ヶ月となり、現在では稽古日になんとほぼ2回!通し稽古をするような感じで稽古しています。セリフも出てこない時はあるものの(!)おおよそ台本をはなして稽古しています。

 稽古中悩ましいのが立ち位置問題で、セットが組まれた狭い舞台に結構な人数が出るので難しいのです。お芝居を矛盾や違和感がないように、さらにお客さんに見てもらいやすい、分かりやすいよう、細かく位置調整がされてます。役者陣が体調不良や家庭の事情、仕事の都合などなど、なかなか全員が揃うことがないのですが、入れ替わり立ち替わりで、ここのところを調整しながら稽古しています。

 さて、ここで居ない役者の代わりに、稽古を進めるために台詞をとばさ(代役としてセリフを言わ)なきゃいけないんですが、寺岡さんがだいたい代役で台詞をとばしてくれます。これが今回結構稽古を休んでいる役者の特徴を掴んでいて、とても似ているという話になりました。確かに…!総裁は「もうあいつ(休んでいる役者名)そのものじゃん」とまで言ってるくらい。間のとり方も台詞のペースもかなり本物に近い!なので、役者が休んでも、だいたい似たような感じで稽古できるのです。ありがとう寺岡さん。

 勿論、その役者本人が演じるものをお客さんに観ていただくのがお芝居そのものなので、代役はあくまで練習です。でも練習がかなり進んできて、だいぶ形になってきています!早く皆揃って通し稽古してみたいなぁと思います。さらに言うと隠匿された個人パートも存在しますし、通し稽古はしているけれども未だ全貌はあらわになっていなかったりします。これから明らかになるであろう、総裁書き下ろしの部分が、かなり楽しみです。


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