汗牛充棟

劇団の3月公演の台本決めが難航しています。前回稽古ではボクが過去に書いた台本を少しだけアレンジしたものを読んでみたのですが、あまりしっくりきません。理由は約20年前に書いた台本なので、かなり粗削りなのです。そういう意味では最近ボクが書いた台本はいいです(笑)。いや、そんなことはどうでもよくて。とにかく、今回の稽古では、ある既成台本を読んでみました。かなり面白いのですが、女優が活躍できないお芝居で、しかも、『笑い重視』すぎて、盛り上がりがないのです。いや、そんなの・・・そんなの贅沢だと。面白くて最後らへんで盛り上がる台本なんてそうそうない。いや、だからボクは仕方がないから自分で書くわけです。でも今回は書いてる時間がないし、ましてやテーマが、ボクの書きたいテーマがないのです。だから、是が非でも既成台本の中から選ばなければなりません。自慢じゃないですが、専門書店で売っているくらいの台本はほぼ持っています。100冊以上ある本を読んでいるわけですが、それでも、面白い本が中々ないのです。次回の稽古ではいよいよ、ボクが20年来上演したかったけれど、出来ない大いなる壁を劇団員で読んでみます。多分、無理なのですが、背に腹は代えられない。やってみる。
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