台本精読

この連休中、暇さえあれば、劇団の3月公演の台本を読んでいます。とにかく面白い。読み物として面白いのです。文才がある人って素晴らしい!と改めて思い知らされました。説明台詞が多い芝居が多い昨今(いや昨今に限ったことか?)いかに短い言葉で、ニュアンスや思いを観客に伝えることが出来るか、ということを考えさせられています。意味が分からないかもしれませんが、いや、ボク自身苦手なのですが、短いセリフでキャラクターの思いを表現するのって『俳句のようだなぁ』と思うわけです。いかに短い言葉でその場の空気を作るかっていう。ボクも短いセリフの中に情景を閉じ込めたいほうなのです。最近は少し長めになってきてますが。昔からボクの書くセリフは短いです。だって、日常生活で使う言葉って、そんなに長くないから(逆に全部説明してしまうような、お芝居のルールをぶち壊すような手法を使うこともありますが)。今回の3月公演の上演台本は、だからボクの芝居作りのリズムによく合っています。どんな舞台になるか、今から本当に楽しみです。台本変更の許可もいただいたので、ある程度、ボクのテイストにしてみようと思います(笑)。写真は鳥取県のとりぎん文化会館です。とにかくでっかいです。
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