満持総裁レポート②

 今回の演目は、本当にいわくつきで・・・。昨日も書きましたが、もともとは現役で上演を目指していたものですが、中止になりました。コロナとは関係なく(笑)。で、劇団で上演を決定したのが昨年11月末。現役の県大会やら中国大会やらでワチャワチャしている間に、まともに稽古出来なかったりしました。さらにキャストが昨年末で一人降板しました。これは一人二役で乗り切ることになりました。うん、何とかなる!と。で、追い打ちをかけるように、音響担当が諸事情により不参加となります。どうする?どうする?どうする?と慌てつつも『そんなもん、役者が代わりばんこにサンプラー叩けばいいじゃん』ということになりました。だから今回、音響ブースが袖にあります(笑)。よしよし、これで何とかなる!と思っていたら今年に入ってすぐにコロナ第6波がやってきます。マンボウは伸びに延びていきました。もう本気で湯崎を怨みました(笑)。さらにキャストが1名2月中旬に諸事情により降板、いよいよ万事休すか?というところを、高校3年土屋が急遽代役をやってくれることになり、乗り切ることが出来ました。もう、ホントいろんなトラブルありすぎ(笑)。これで上演できることがもう、奇跡です。でも、これだけいろいろあっただけのことはあります。今、いつもの公演よりも、比較的ええ感じに仕上がってます。まず、毎回通し稽古が完全な形でできるのがいい。キャスト13名が必ず稽古場に揃う。これ結構レアケースです。今回の座組は役者の出席率がとてもいい。こういう時、芝居の出来はいいモノになりがちです。本日の通し稽古もとても面白くなってます。何度も稽古で観てるのに笑ってしまう。太平洋戦争中の話ではありますが、全編笑いありです。でもそんな中にもいろいろな人間の想いや、組織としての矛盾、戦争の悲惨さも描かれています。もう一度書きます。かなり面白いです。自分で、ハードル上げてる(笑)。続くぅ!


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