左顧右眄

 出ハケ口問題が発生しました。うん、これは、問題だ。今回、出ハケ口を上下2カ所づつ設定したのですが、どうもボクが思っているようにうまくいかないのです。セオリー的には、舞台上手・下手の奥袖から斜めに舞台上へ出たりハケたりした方が、比較的役者が綺麗に見えるものなのですが、たまたま今回はタッパがある役者が舞台上に出ずっぱりで、そこへタッパが低い役者がドンドン入ってくる感じの芝居なので、見栄えが悪いと。あんまり芝居の中身に踏み込んでしまうのでここでは書けないのですが、簡単に言うと、登場が劇的に見えないのです。今年の現役の大会台本もそうなのですが、大掛かりな装置を作ると、アクティングエリアが制限されてしまって、動きに制限がかかります。いや、まあ、それがまた面白い効果を生むわけなのですが、物理的な制約もあって、かなりアタマを悩ませているのです(笑)。ですから、抜本的に出ハケ口を変更することにしました。結果的にこれまで稽古してきた出ハケがほぼ逆になり、役者は右往左往しています。今月いっぱいは、こんな感じでワチャワチャしてしまうと思います(笑)。あと、砂田とボクが大体同じところでセリフを間違えてワチャワチャしています。



Share on Google Plus
    Blogger Comment