三十六計
29日に行われた職場のイベントは大過なく終了し、翌日にも大きな行事があるのだけれど、これはボクにはあまり関係がないので、ボヤボヤしてました。世間的にはゴールデンウィークが始まって2日、この連休中に各地から劇団員や演劇部OBが帰ってきます。奇しくも今日は力石とヤーンがそれぞれの場所で今年中にお芝居を新天地で行う予定だと、台本を探しに来ました。演劇部や劇団でやってたことと同じことはおそらくできないでしょう。県内でも有数の機材を所有するウチの劇団ですから、どこでもそれなりの施設や設備を持ってるわけではないのです。それに気が付いただけでも大人になったということか。問題は、何もない状態からどうやってお芝居を上演するか、だ。今でこそウチの劇団もレベルの高い機材をそろえていますが、はじめは作業灯と片切りスイッチ(家庭用の電気のスイッチ)で明かりを作っていたのです。それすら難しいなら、一幕劇にしてしまって明かりを使わなければイイのだ!と割り切ることが大事。そこに或る環境で最大限出来ることをやる。今まで自分がやってきたことを一旦捨てて、出来る範囲のことをやってみるのが大切。そうしないと上演する前に結局あきらめてしまうことになるのだ。今こそアタマを使って危機を乗り切るのだ。
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