劇団公演と演劇部公演が同時に攻めてくる3月。毎年のこととは言え、かなりキツイいのです。以前はこれに合同公演も3月にやっていたので、毎週全然違う芝居の本番があるという、アレです、バカです。だからそれに比べて少しはマシなハズなのですが・・・。とにかく、時間がないのです。劇団の方は、ボクがメインのお芝居なので、セルフ演出で何とかなるのですが、高校生はそうはいきません。しかも今回2時間を超える演目。高校生では久々です。かなり稽古が大変です。それに追い打ちをかけて今年から稽古時間が短くなっているので、ますます大事(おおごと)なのです。出来ることが限られる中で最大限の成果を出さなくてはいけません。だから。ダメ出しの時間を短縮する意味で、劇団方式を高校生でも採用しています。ダメ出しを口頭で伝えるのではなく、事前に文章にして伝えるという方法です。しかしこれは、ボク個人がとてつもなく大変な作業なのです。ビデオ撮影したゲネプロの動画を見つつ、台本にダメ出しを丁寧に記載していくのです。でも、これで役者は自分のダメ出しだけを抽出して、質問があればボクに聞くことが出来ます。良き。いや、ボクは本当に大変です。アタマの中のダメ出しを言葉にしてさらにそれを文字にすると。2時間の芝居のダメ出しを記載するのに、8時間くらいかかるのです。もう、ヤダ(笑)。
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