楽日レポート

 午前10時に劇団員たちは演劇部アトリエに集合です。すでに岡田君などはかなり早い段階からアトリエにやってきています。早いよ!総裁は10時ジャストに小屋入りです。早速楽屋口付近の作業に取り掛かります。常時換気の関係から、上演中も楽屋口の扉を開けっぱなしにしているのですが、夜の公演は外光の侵入がないのですが、本日は昼間の公演なので、直射日光が入ってきて、大黒幕にその光が当たってしまうのです。ですから、大型のパネルを楽屋口の外側に建てて、光が楽屋内に入ってこないようにしなければならないのです。

ここら辺の作業は、特殊部隊であるJRさんとOZ橋(オズハシ)さんにお任せです。その間に、昨日のビデオを観ながら、総裁からのダメ出しが始まります。昨日、木坂君が本番中に急にブッこんだアドリブのせいで、灰垣さんがセリフを飛ばしてしまった事件があったので( ´艸`)、ビデオ判定後に、そのシーンの小返しを何度も繰り返しました。

その後は、中盤の殺陣のシーンや、後半の怒涛の戦闘シーンの最終リハーサルを行ったあと、昼休憩及び着替えタイムとなりました。千秋楽ということで、劇団員たちも、かなりリラックスしている様子。でも、これ、危険なんです。セリフや段取りをミスる確率が上がってくるんです。

午後1時半から客入れ開始です。演劇部の田村君・甲山君・村田さんがテキパキとお客様のスリッパを出してくれたり、チケットのもぎりの管理をしてくれます。ありがとうございます!140席近く作った客席は、チラホラと空席があるものの、ほぼお客様にお座りいただくことが出来ました。ありがとうございます!本当にコロナ禍の中、たくさんのお客様にご来場いただいて、感謝感激です。コロナに耐えながら稽古してきた甲斐があったと、劇団員たちは思ったことでしょう。ありがとうございます!

さて、今日の本番で一番ミスってしまったのは、どうやら総裁のようです。ビデオ判定になると思います(笑)。しかし、セリフをミスってもさすがは総裁、アドリブで勝手にセリフを作って、チャチャっと話を繋げてしまいました。一緒に舞台にいた青山さんは、さぞかし緊張したと思います!でも、芝居は止まることなく進んでいきました( ´艸`)。

今回総裁は、何か所かセリフをミスってしまっていて、自分のセリフじゃないときに、御前に話かけようとしたりしてました。ビデオで見たら、そこまでの被害ではなかったのですが、ハラダ=ウィル=スミスは、確実に出てました(笑)。でも誰も感染することなく、事なきを得ました。本人は『稽古不足だ!』と大反省していました。

お芝居としては、お客様の反応もそれなりにいただいて、上演を終了することが出来ました。橋本君やヤマジ君の見せ場では、同じ舞台に立っている役者も感極まっていました!!石田君と山下さんのラストシーンでは、客席からすすり泣く声が聞こえたりして、お客様がお芝居に集中してくださっている様子がこちら側にも伝わり、とてもうれしかったです。お客様のお見送り、所謂『客出し』後には、本番さながらで写真撮影を行いました。近いうちに当HPにアップされると思いますので、楽しみにしてください!3日間3ステージが終了しました。

今回の公演は、コロナ禍の中、15名を超えるキャストを動員するお芝居となり、稽古中の感染リスクや、日本全体でのコロナ感染状況などにも注意しながらの稽古で、正直、『先が見えない』中での活動となりました。劇団員含め、お客様にも感染リスクを低減するためのご協力をたくさん頂きました。合計300人を超えるお客様にまずは熱く厚く暑く、御礼申し上げます。来年3月もよろしくお願いします!!本当にありがとうございました。

これから2週間、劇団員の体調に異変がないか、随時チェック&報告をさせます。もし何かありましたら、お客さまにもご連絡いたします。何もなければ、2週間後に当HPで『公演による感染ゼロ宣言( ´艸`)』を出します!!




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