公演放棄

劇団の公演が終了して1週間。現役の公演に向けて稽古してきたのですが、①キャストがいろいろ理由をつけて稽古に来ない②芝居に対するモチベーションの低さ③根本的な稽古不足④キャスト同士のコミュニケーションのなさ、などにより、遺憾ながら今回の3月公演を放棄することとします。中止というより、放棄という表現の方が今のボクにはしっくりきます。演劇部を20年以上やってきて初めての異常事態です。ボク自身は大変恥ずかしいです。今の若者には『叱咤激励』は通用しないということを改めて思い知りました。簡単に心が折れてしまうようです。種としての『人間』が、根本的に打たれ弱くなっているなと感じます。でも、それが現実。彼らが話し合って自分たちで決めたことです。個人的には、人としての信頼感はゼロですが、受け入れようと思います。ということで、『発表せよ!大本営!』の公演を中止いたします。それぞれの生徒が、自分の責任をもっともっと感じて欲しいと思います。コロナとは全く関係ないところで公演中止という、真に情けない事態ですが、彼らの決断を尊重しようと思います。上演許可をいただいたアガリスクエンターテイメント様にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当に申し訳ございませんでした。機会があれば、ぜひ劇団の方で上演許可をいただきたいと思います。ご来場いただく予定だったお客様にも、お詫び申し上げます。今後の演劇部の活動は未定ですが、新入生勧誘後に方向性を考えたいと思います。今後ともご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

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