本校上演の日がやってきました。ここ5日ほどボクは毎日神辺文化会館に出張しているので、現役諸氏のお芝居の稽古を見ることが出来ていません。そこで本日午前中は学校で最終稽古をしてから神辺入りをすることになりました。4回目の本番に向けて稽古場での最終リハーサル。何だか感慨深いモノがありました(笑)。1年のウチで同じ芝居を時期を開けて4回も上演することがこれまでの経験では、ありません。ちょっと飽きてきた・・・いやいや、練度は上がってきたと思います。ベテラン勢は2度の中国大会を経験した猛者どもです。ブロック大会に出場できることが奇跡なのに、ホントにラッキーなことに全国大会にも出場できることになりました。改めて思うのは、本当に・・・運がいい(笑)。最終通し稽古中にそんな思いもよぎりました。その後現役諸氏はバスで、ボクは自家用車で、決戦の場所・神辺文化会館に乗り込みます。本日の上演は本校含めて3校。大道具の移動やら何やらで1校目の上演を観ることができませんでした。残念。2校目の長良高校さんの上演は奇跡的に見ることが出来ました。素晴らしい舞台転換、ストーリー展開でした。この後に上演するのか!?と。しかしそんなことを考える暇もなく、緞帳が開いたまま仕込み開始です。満員のお客様の前で、緞帳開いたまま仕込み(笑)。しかもすでに30分ほど時間は押している・・・(笑)。一応「研究大会」という名目なので、仕込みもお客様に観ていただくとのこと。何か、新鮮。で、スモークをガンガンに炊いて、いよいよ上演開始です。ボクは調光室から見学です。ベストとは言えませんが、「今できる最高の芝居」にはなっていたと思います。歌のシーンでは盛大な拍手も頂き、役者は気持ち良かったんじゃないかと思います(笑)。上演が終わると同時に全上演終了です。すぐに閉会式、撤収です。あっという間の出来事でした。「露と落ち 露と消えにし我が身かな 神辺のことも 夢のまた夢」とゆう秀吉の辞世の句も浮かんできます(笑)。現役もですが、ボクもいい経験をさせて頂きました。本当に。明日からは1週間後のアテルイに向けてラストスパートが始まります。こちらもご期待ください!
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