汗馬之労

舞台設営を行いました。その様子を今回、初めて動画で全て記録し、100倍速に編集してYouTubeにアップしました。当HPからも観ることが出来ます。ぜひチャンネル登録観てください(笑)。映像ではとてつもない速さで舞台が出来ているように見えるわけですが、現場ではいろいろなハプニングに見舞われました。まず、今回の舞台、大学のサークルの部室という設定なので、床に張るパンチシートの色が問題になりました。通常は黒か灰色のパンチシートを使うのですが、どれも『大学の部室』の床に相応しい色であるとは言えないのです。しかも、劇団の芝居のあと、この舞台を使って現役がすぐに芝居をするので、それにも対応できる色でないといけないのです。現役のお芝居は時代劇で、ある程度本格的に時代劇の舞台セットを組むので、床の色が黒や灰色では何とも変な感じです。悩んでいると照明の川口さんが『除草シートにいいものがある』と教えてくれました。で、これを試しに張ってみたのですが、中々うまく張れない。厚みが薄いし、養生テープとの粘着の相性が悪いのです。試行錯誤しつつ、何とか張り上げました。続いて本格的なパネルの建て込みです。今回は前回公演HISTORICAとは真逆のガッツリ舞台装置を作りこむ芝居。今回の建て込みまでにパネルの新調や、かがみ用の空(そら)パネルの作成、エアコン(張りぼて)の作成、ドアパネルの作成、人形立ての作成、山台の新調、などの準備を着々と進めてきたわけですが、ようやくそれが陽の目を見るわけです。建て込み後はいろいろなギミックの準備やパネルへの飾りつけ作業です。少ない人数でもそれぞれの人間がテキパキ動ける人ばかりなので、作業としてはスムーズに進めることが出来ました。あとは芝居の出来です。木坂や橋本はセリフが頭に入っていないので、この休み中にさぞかし一人で稽古しているのでしょう(嫌味)。次回稽古からはひたすらビデオ撮りを交えた通し稽古です。誰が一番『クソ野郎』なのかが判明します。楽しみ(鬼)。


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