憲法之話

 尾三地区合同公演の稽古が進んでいます。今年は3年振りの合同公演です。だから、参加者は全員、初合同公演ということになります。ビフォアコロナ時代には、稽古期間が十分確保できていたのですが、今は感染対策やら働き方改革やらで、十分な稽古期間が確保できていません。しかし、地区演劇部の生徒が一堂に会して、1つのお芝居を作ることができる、とても貴重な機会です。他校のお芝居の作り方を学べます。学んだことを次年度先輩となった彼ら彼女らが、自分の学校の後輩に指導できるようになればいいと思っています。ボクも微力ながら、地区の演劇部に貢献出来たらと思って参加しています(笑)。貴重な稽古時間を無駄にしないため、昼休憩以外はほどんと休憩なしで稽古しています。でも、やっぱり、6回くらい通し稽古をするのが、時間的には限界なのです。だからまだまだセリフが覚えきれてない役者もチラホラいます。もう、ひたすら反復稽古あるのみです。さて、今回の演目は「新しい憲法のはなし」という、日本国憲法に関するお話です。作者の柴幸男さんは、とても分かりやすく、憲法とは?人権とは?国家とは?という問いを、ユーモアを交えて書いておられます。ボクも台本を少しだけ書いたりするので、何となくわかるのですが、短くて、平易なセリフで物事の核心を突くのって、とても高い文章能力だと思うのです。とても脚本として素晴らしいと思っています。こんな台本を演じることができて、参加している生徒にとっては、良質な台本の書き方の勉強にもなると思います。で、目標観客動員は200人です。たくさんのお客様に観ていただいてナンボ、それがお芝居。集客にも力を入れたいと思います。ぜひ地域の皆さんや生徒の保護者の方々にご覧いただければと思っています。もちろん、とても笑えます。面白いです。笑ってそして「う~ん」と考える。今の自分を見つめ直す、そんなお芝居です。これって、ボクの理想とするお芝居の構成です。いやホント、こうありたいものです。ぜひ、尾三地区合同公演にお越しください!!



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