石田レポート

本日のレポートは5年ぶりにワークスに舞い戻ってきた石田がお送りします!え?ごねん?まじ?


早いもので2月も半ば、本番までひと月と少々。未だに芝居の終着点が見えておらず試行錯誤しております。個々の演技だけでなく全体で見た時に違和感がないか、浮いていないかなども気になるところであります。かと言って埋もれるのも嫌なので、心は新人ですが古参としての意地を見せたいところ。
今回急遽台本が変わりましたが変わる前も後も、どちらの役も吠える役柄なのでまあ喉にきますね。セリフ量は10倍ぐらい減りましたが。ご時世で普段から喋らなくなったし、大きな声も出していなかったので声が裏返ったりして大変です。
まあ、喉も心配ではあるのですがそれ以上に肉体の衰えが酷いです。週末は膝を痛めてしまい稽古を見守るという情けない結果になってしまいました。腫れがあったので病院にかけこんだところ、水が溜まりそうな気配はあるけどこのぐらいなら数日安静にしてれば大丈夫とのことなので、炎症が治まり次第稽古には復帰致します。ご心配をおかけしました。
高所恐怖症があるため、段差を降りる時にどうしても身体が強ばってしまうのでこれ以上怪我しないように気をつけます。段差を避けるために殺陣の立ち位置を変更してもらうなど、演者の皆様には混乱を招いてしまい申し訳ないです。しかし大事になってなくて良かった。疼いて目が覚めたりしてるけど己の治癒力を信じたいところ。
元々何もないところでコケたり立ち上がった時にふらつくなど、運動神経が終末の獣と化しているのですが、動画を撮ってもらって見返すと殺陣での身体の動かし方が鈍い鈍い…単純に遅いのもあるのですがメリハリが着けられていないので肝に銘じます。こうするべきだというのがわかってはいても実践出来ないのは心苦しいですね。そのギャップを埋めるための稽古なのですが。

実は私、純然たる日本が舞台の台本で殺陣をするのが今回が初めてだったりします。妖怪役はあったんですけどあれは少し特殊な気もする…。男役1本なのも初めて。自分の新しい引き出しを探りつつ、いい芝居を作っていきたいですね。周りはこの台本の経験者も多いのでついて行くのに必死ですが足を引っ張らないように頑張ります。いやこないだの稽古は足引き摺ってたんですけど。はは。
いやしかし、時の流れは本当に残酷ですね。息はすぐあがるし、なかなか呼吸が整わない。マスクのせいもあるとはいえ、元々ミジンコだった体力が輪をかけて消えていました。昔はちょっと動けばガンガン減っていた体重も微動だにしません。化石か?いいえ筋肉です。筋肉になっているのだ。そうだといってくれ…。
こんな感じで大変ではあるのですが、久々の演劇はやはり楽しいです。というかこれじゃ稽古のレポートじゃなくて私の近況報告ですね。タイトル通りじゃんね。衣装や小道具も揃ってきたので、細かい所作も詰めていきたいものです。

人見知りなので初めて顔を合わせるメンバーが多く緊張していますが、残り少なくなってきた稽古も1回1回を丁寧に頑張っていきましょう。1番しんどい反復練習の時期ではありますが、同じにならないよう少しずつ改良を加えていきたいです。
以上、石田レポートでした。


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