余韻嫋嫋

毎年恒例の、あの季節がやってきました。そうです、劇団公演の音探しです。今回は久々の劇団による時代劇です。いろんなCDを聴きまくり、ええ感じの音を探さなければいけません。これが結構な労力なのです、毎回。しかも照明担当川口さんより「音が決まらないと明かり作れないよね」とプレッシャーをかけられています。急がなければ・・・。でも1月2月は通常業務が余りにも忙しいのです。で、ようやく大きな仕事を3つほど片付けて、音響探しに入ります。お芝居自体も殺陣があと三分の一くらいで完成するので、そろそろ音を決めて、芝居とマッチングする必要があります。嗚呼、忙しい。休みの日はもう、朝から晩までひたすらCDを聴くことになります。今も、このブログを打ちながら音を聴いています。ボクは劇団では演出・役者・舞台監督・音響・広報・パンフレット作成など、照明以外のほぼ全てを担当しているので、役者に文句の一つも言いたくなります。特に寺岡みたいに演出の指示が通らない役者にイライラします。ちゃんとやってくれたら出来るのに、何だかよくわからない理由で、真剣にやらない(いや、やってないように見える?)のです。だから、ちょっと時間をかけて彼女と話をしました。「自分が出来てると思うな」「自分で生み出せ」「周りのキャストと意思疎通図れ」「先輩劇団員としての自覚持て」これが、彼女に与える課題です。いや、ほとんどの役者は、3つ目までは、ほぼ同じです。もっと自分から「こうしよう」と思うことが大切。あと、ある程度動きや芝居が固まるまではメガネつけて。ボクの演技指導、君、全然見えてないから(笑)。それじゃあ、何も伝わってない。結局変わらない。


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