山脈造山

 今回の演目「スイッチ」では、舞台となる火葬場のロビーの窓から見える、外の風景となる山を作ります。立体的な山を作るのは、10年以上前に上演した「算段兄弟」以来。その時に役者として参加してくれていたのは、今となってはボクとセンタ君とタルだけなので、役者も入れ替わりが激しいなあと思います。でも新陳代謝を繰り返しながら、劇団は続いていくのです(笑)。いや、それはまあ、どうでもよくて。さすがに10年前に一度作ったことがあるので、結構簡単にカタドリはできました。問題はここからです。巨大なタライに水と木工用ボンドを投入して、新聞紙に「木工用ボンド水」を十分浸してから、カタドリに付けていきます。ちょっとした乾漆像作りです(笑)。センタ君とオガっちゃんとボクのマニュファクチュア(笑)。もう、下に敷いているブルーシートがボンド水でビチャビチャです。今日は、作業中に、なんと佐藤さんが子連れで参戦してくれました。1才のお子ちゃまは気丈にも二本の足で大地に立ち(笑)、お母さんの作業を見守ってくれます。3時間ほどの時間をかけて、山の原型が完成。あとは完全に乾くまで放置です。1週間後には着色作業に入ります。自動販売機の改良にも着手。こちらも本物感が少し増してきました。劇中で面白い動きがあると思います。お楽しみに。



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