楽日レポート

午前9時に稽古場に集合です。

昨日の上演のビデオを全員で確認します。

特に総裁が確認したのは、

寺岡さんのセリフ忘れシーン(´;ω;`)と、

山下さんの刀折れるシーン(´;ω;`)と、

砂田君の瓢箪破壊シーン(# ゚Д゚)です。

寺岡さんのセリフ忘れシーンですが、

ビデオで見てみると、わずか7秒くらいの

無言時間で、石田さんがセリフをブッコんでくれていた

ので、実はそこまでの大事故ではなかったのですが、

山下さんの刀折れ事件は、ビデオ上でも「バキ!」と

音が聞こえました。総裁は「殺陣の最中に折れたわけじゃいのに

意味が分からない」と言っていました。

そうなのです。山下さんが高山さんを抱えたまま

移動するシーンで、大道具のパネルにあたってしまった時、

無理やりパネルを通り抜けようとして、刀が山下さんと

パネルの間に挟まって、それでも彼女が

無理やり通り抜けようとした結果、刀が折れてしまったのです。

砂田君の瓢箪爆破事件は、・・・ビデオでは確認できませんでした。

どうやら彼が、瓢箪を着物の袖の中に入れたまま

倒れ込んだ時に砕け散ったようなのです。

その結果、やはり山下さんはまたしてもパントマイムで

瓢箪の水を飲むということになってました。

で、なんと今日はスペアの瓢箪が割れてもいいように(割れちゃダメ)、

松永さんが趣味で作った瓢箪(レプリカ)を持ってきてくれました。

スゴイ。かなりの完成度です。しかも軽い。え?趣味で作ったって何?

そんなこんなであっという間に午前中の時間は過ぎていきます。

ビデオを観た後は、舞台上で簡単な段取りをして、

キャストの皆さんは着替えに入ります。

今回も尾道高校演劇部の皆さんがヘルプしてくれてます。

イスを並べ直したり、受付の準備をしてくれたり、

いつもありがとうございます。

さて、あっという間に開場直前です。

本日は昼間の公演でなおかつ名誉劇団員の森さんが

ヘルプに来てくれているので、駐車場はバッチリです。

いよいよ千秋楽、開場です。

開場以前からかなりのお客様がいらっしゃっています。

受付の灰垣さんや加賀さん、演劇部の皆さんも大忙しです。

キャストの皆さんはついに最後の上演ということで

色んな意味で楽しんで演じることが出来そうです。

今回初参加の龜山さんも、

上演するたびにお芝居が良くなってきました。

あっという間に150席が埋まります。

今回、3ステージとも130~150人の

お客様にご来場いただくことができました。

本当に有難いことです。

さて、総裁の前説後、すぐに上演が始まります。

初日や中日とは違って、ちょっとややウケです。

実は今回の公演、総裁が本番中にアドリブをブッコむ

シーンがあるのですが、今日の公演では

ブッコむかどうか、直前まで迷っているのです。

理由は「ウケなかったらヤヴァいだろ」と。

いや、もう勝手にすればいいじゃないですか( ´艸`)。

客席の雰囲気を察して、相手役のセンタさんに

「今日は(ブッコむの)止めとくわ」と言っていたのですが

出番直前、袖で「やっぱやるわ」と。センタさんは

「はい」と即答。ちょっと本当に意味不明なんですが

全てを受け止めるセンタさんが、カッコよかったです。

結果的には大ウケで良かったです。総裁もホッとしてました。

砂田君の瓢箪もようやく本番3回目にして、

山下さんに渡すことが出来ました。

こうして、ほぼミスなく、上演を終えることが、やっと出来ました。

上演終了後は、客出しです。その後は演劇部の公演のために

舞台転換を行いました。わたしたちの公演の次は

尾道高校演劇部の皆さんの公演があるのです。

1時間ほどで転換は終了、その後はアンケート読みを

行いました。今回、高山さんの演じた「桂小五郎」が

ダントツ人気でした。ホントにカッコよかったです。

主役のヤマG君と並んで、初参加の土屋君のお芝居も

高評価でした。

今回も、イロイロとトラブルはアリながらも、

無事に公演を終えることが出来て良かったです。

たくさんご来場いただきました

全てのお客様にも厚く御礼申し上げます。

ありがとうございました!




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