無始曠劫

お芝居を始めたのは大学に入ってからですから、もう四半世紀以上も舞台に関わっていることになります。仕事の関係もあるのですが、ここまで1つのことを続けることになるとは思いませんでした。劇団も演劇部も今年で20周年です。いや、20執念といってもいいかもしれません。意味不明ですが、何となく感覚としてはこんな感じです。その間にボクが書いた本はたったの7本です。かなり少ないですが、そんなもんです。基本的に既成台本を上演するのが好き(いや、楽)なので、本を書く時というのは、どうしても面白い台本が見つからない時だけです。仕方が無く「書き下ろす」というパターンです。出来るだけ書きたくないのですが、劇場と公演日がすでに決まっている場合は、それはもう死ぬ気で書くしかないわけです。でも、本当に本を書くのはしんどい作業です。1ページ進むのに1日以上かかることもあります。ラストシーンが明確にアタマの中にイメージできていれば、そこへどうにかして持っていくように書くのですが、あまり明確でない場合は、生みの苦しみがまっているのです。ゆえに、できれば書かずに済むほうがボクにとってはイイのです。とりあえず、今回の3月公演が終わったら、面白い台本を探し始めます。でも見つからなかったら、やっぱり書くしかないのかなぁ。
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