反復横跳
満足いくまで、繰り返し稽古する。これ鉄則。何度も繰り返して稽古することによって、さっきまで気が付かなかったことに気が付いたり、新たな発見があるのです。いわゆる小返しによる稽古は、体とアタマを整理するために不可欠なものです。これをおろそかにするからクソみたいな芝居になってしまうのです。できなかったら出来るまでやり続けるという粘り強さが必要です。稽古場に来るまでに自分の芝居を整理できている人はそんなことしなくてもいいのですが、ウチの劇団員でそこまで器用な人はいません。稽古前にアタマで考えて、実際に稽古場で体を動かしながら芝居を作る。それが出来てから通し稽古をやる段階に入ります。そろそろその段階に入りたいのですが、まだまだ10代・20代の芝居が微妙です。ボクの中のハードルを越えていません。演出を唸らせる芝居をしてみろよ。と言いたい。今週でカタを付けたいのです。みんなここが正念場だと思って奮起せよ!
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