百折不撓

後半の殺陣のシーンをちゃんと整理していくことにします。理由は、観ている方に何をやっているか、理解してもらうためです。一度にたくさんの人間が動くシーンでは、どうしても人は一度に全てを観ることが出来ません。特に演劇は映画やテレビドラマと違って、繰り返し再生することができません。ゆえに、観ている人が一回で全てを理解できるように、緻密な計算をしなければならないのです。あとは、こちらサイド(演出家)が特にどこを見せたいのか、が重要です。漫画のコマ割りと同じで、人間の生理的な部分に訴えかけれるような表現にしなければならないのです。つまり複雑な構造でもパッと見て理解できるようにする必要があるのです。そのために、殺陣を整理します。少々役者には無理を言うことになると思いますが、こればかりは仕方がありません。お客様に観ていただいてナンボですから。
Share on Google Plus
    Blogger Comment